ホームページリニューアル、「来期予算で」と待つのは損!
「ホームページをリニューアルしたいが、予算は来期。だから動けるのも来期からだ」
BtoB企業のご担当者様から、こうしたお悩みをよく伺います。
しかし、その「来期まで待つ」という判断が、実は大きな機会損失を招いていることをご存知でしょうか。
本記事では、「支払い」と「開始」の時期をずらし、機会損失を防いで来期のスタートダッシュを決める「賢いスケジュール戦略」について、多くの企業様が陥りがちなポイントと共に解説します。
目次
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「来期4月スタート」の典型的な失敗スケジュール
もし、来期の予算が承認される4月からプロジェクトをスタートしたら、どうなるでしょうか?一般的なスケジュールを例に見ていきましょう。
- 4月:予算承認、担当者アサイン、社内ヒアリング開始
- 5月:制作会社選定(RFP作成、コンペ、相見積もり)
- 6月:契約・キックオフ
- 7月:ようやく「戦略策定」「要件定義」がスタート
- 公開:一般的な「BtoBサイト」の制作期間は4ヶ月~8ヶ月です。つまり、サイトが公開できるのは早くても10月~11月。実質的に、来期の後半戦からのスタートになってしまいます。
これでは、以下のような大きな機会損失が発生します。
- 引き合い・リード獲得の損失
競合他社が新しいホームページで新規顧客を獲得している間、御社は半年以上も「反響のない古いサイト」を放置し続けることになります。 - 採用機会の損失
採用活動が本格化する時期に、古いサイトのままでは優秀な人材に「選ばれる」土俵にすら立てません。 - 来期の営業戦略とのズレ
本来、来期のスタートダッシュと同時に営業ツールとして機能すべきホームページが、半年間も機能しないことになってしまうのです。
なぜ「今から」始められるのか? 鍵は「戦略フェーズ」の分離
では、なぜ「今から」始められるのか。
それは、Webリニューアルの成否を分ける最も重要な「戦略フェーズ」に、今すぐ着手できるからです。
成果を出す制作会社は、「デザイン」や「制作フェーズ」の前に、「戦略フェーズ」に最も時間とリソースを割きます。
この「戦略フェーズ」こそ、コーディングや撮影といった予算執行(実作業)が始まる前に、今から着手できる作業なのです。
当社の「戦略フェーズ」で行うことの例:
- 現状のWebサイト分析、アクセス解析
- 競合分析(ネット上/リアルの競合はどこか)
- 御社の「強み」の再定義(顧客が他社ではなく御社を選ぶ理由は何か?)
- ターゲット顧客(ペルソナ)の明確化
- キーワード調査(顧客はどんな言葉で課題を探しているか)
- コンテンツ設計(「売れるロジック」をどうWebで表現するか)
そしてもう一つの重要なポイントが、当社の場合お支払いは「サイト公開時(=来期)」でOKという点です。
アイリーラボのワンポイントアドバイス
私たちはこれまで300社以上のBtoB企業様をご支援してきた実績に基づく独自のノウハウを用い、「なぜ御社は顧客に選ばれるのか」を「戦略BASiCS」などのフレームワークで徹底的に言語化します。社内では「ウチの強みは技術力」と認識されていても、実は「他社がご対応しない領域への対応力」が真の強みだった、というケースは非常に多いです。この「売れるロジック」の発見こそが、戦略の核となります。
「今期スタート → 来期公開」で得られる絶大なメリット
もし、この「今期スタート → 来期公開」のスケジュールが実現できたら、どのようなメリットがあるでしょうか。
メリット①:来期4月1日に「顧客獲得型サイト」でスタートダッシュが切れる
最大のメリットです。競合が「さて、何をしようか」と考えている4月1日に、御社はすでに「戦略的に設計されたWebサイト」で営業活動・採用活動をフルブーストできます。
メリット②:自社の「強み」を100%引き出すサイトが作れる
短納期のプロジェクトでは、「とりあえず作る」ことが目的になりがちです。今から始めれば、「戦略フェーズ」にじっくり時間をかけられます。BtoBビジネスの知見があるコンサルタントや制作会社であれば、現場の課題、トップセールスの営業ロジックまで深くヒアリングし、「本当に伝わるコンテンツ」を設計できます。
メリット③:「公開」がゴールにならない。来期から「成果を出す運用」を始められる
サイトは公開してからがスタート(0→1ではなく、1→10にするフェーズ)です。
4月公開が実現できれば、来期の早い段階から「アクセス解析 → 改善提案 → 運営会議」といったPDCAサイクルを回し始められ、最速で成果(CV)の最大化に取り組めます。
アイリーラボのワンポイントアドバイス
サイト公開は「ゴール」ではなく、成果を出すための「スタートライン」です。私たちは「Web運用」を重視し、お客様と定期的(月1回〜3ヶ月毎)に「運営会議」を実施します。そこではアクセス解析レポートを基に、具体的な改善施策を議論し、即実行します。例えば製造業のお客様の場合、「今月は『板金 金型なし』という検索キーワードからの流入が多かったですね。これは顕在ニーズなので、このキーワード専用の技術紹介ページを新設してCVRを高めましょう」といった具合です。このPDCAこそがWebサイトを「生きた営業ツール」に変えます。
まとめ:「機会損失」を防ぐために、今できること
「予算の期」に合わせて「思考停止」してしまうのは、非常にもったいないことです。
「来期、いつ成果を出したいか」から逆算すれば、動くべきは「今」であることは明白です。
優れた制作会社は、「制作」だけでなく「戦略」から「運用」まで伴走し、企業のマーケティング部門のように機能します。
もしホームページ制作会社を探す場合は、そのような予算が固まる前の「検討段階」から相談に乗ってくれる専門家を選ぶことをお勧めします。
来期の完璧なスタートダッシュを切るために、まずは「現状の課題整理」から始めてみてはいかがでしょうか。
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